KAT-TUNを好きになってから8年半、初ライブは3人が舵をきる船でした

何から書けばいいのか分からないけど、とりあえず綴っておきます。ブログ初めてだし、自己満でしかないけど…。
しかも行ったの京セラやで…何日経ったんだよ…。


hyphenの皆さんには予め注意というか、うまく言えないんですけど、今でこそ中丸担当と言っておりますが、元々は聖担当だったということと、ショックが重なって4人時代に離れてしまっていたことを予めお伝えしておきます。それを踏まえて読んでいただいた方がいいかもしれないので………


KAT-TUNを知ったのは恥ずかしい話ですが有閑倶楽部でした。それまではテレビすらもろくに見ていなくて、初めてドラマを見たとき衝撃でした。面白いし、みんな美男美女で、当時小学生だった私は画面に釘付けだったのは今でも忘れません。

有閑倶楽部KAT-TUNを好きになりました!、と言うとみんな口を揃えて「え?じゃあ仁と田口とどっちがいいの?」と聞かれました、そりゃそうなるのも当然なんですけど、私は違ってて。


曲がカッコいいんだよ!
分からないのか!?
曲が、いいんだよ!!!
耳かっぽじって聴きやがれっての!!!


なんてことを思ってました。だって曲がさ、カッコよすぎたもんで。なので人生で初めてCDを買ったのもKAT-TUN。Keep the faith最高ですから。メロディーも歌声も演出も歌う人たちも…全てが衝撃だったし、当時の私は心を奪われました。

早口言葉みたいなのカッコいい…やばい、こーゆーの私好きなのかもしれない!

…これがラップだと知るのは次のLIPSなんですけど、それは置いといて。


ラップとボイパ、そして6人で魅せる圧倒的なかっこよさ、パフォーマンス。悪そうに見える、その外見にすらもたまらなく惹かれていました。見た目とトーク時のギャップとかも素晴らしくて最高で…。
ジャケ写ではね、中丸くんが好みだったんですよ。けど、まあラップが好きすぎて、性格とかトークとか見てると聖が好きだなっていうので聖担当と言っておりましたね、当時は。勿論今でも好きですけど!


けどまあ、家がね、親が厳しくて。
ライブなんてものには行かせてくれなかったわけですよ。
「高校生になってからにしなさい」
これは言われ続けてました。義務教育の間は行くな、と。

まあ、仕方ない我慢しよう…
そんなことを思っていた矢先、事件は起きました。



赤西仁脱退



…そりゃ、一番好きなメンバーという訳ではなかったですよ。けど、さっき書いた通り、私は有閑倶楽部KAT-TUNを好きになったんです。主演だった赤西仁にも愛着はあったし、大好きだった。だから頭を殴られた感じがして。それはもう衝撃でした。

アイドルはいつまでもアイドルじゃない。
彼らも同じ人間なんだ。向こうにも考えがあって意志がある。私達の理想であり続ける訳じゃないんだ。

中学生にしてそんなことを悟っていました。

でも5人は頑張ってるし、聖がいるから私はKAT-TUNを応援する!

そんなことを思って中学を卒業、ライブに行ける日を心待ちにしていました。

けれど、そんな期待も崩れ去ることになりました。
高校の修学旅行中、それは起こってしまいました。



田中聖脱退



最初は意味がわからなかったです。
何を言っているんだテレビは…そんな感じ。
修学旅行真っ只中だったので周りには事情を察した友達。聖と私のことを凄く心配してくれました。
友達や家族からも心配のメールが来て、まさか過ぎる修学旅行になったのは一生忘れないと思います。

タイミングが酷すぎたこと。
周りに心配をかけすぎたこと。
まだライブに行ったことがなかったこと。

ショックとかなんや色々重なってKAT-TUNを心から応援できなくなりました。勝手に裏切られた感を味わってしまってたんですねぇ…。
こんなやつはカウコンには行けない。ライブに行こうと思わないヤツがhyphenでいいわけがない。そんなことを思い、KAT-TUNという船から降りてしまったのです。

それでも4人となった彼らが頑張っていたのはぼんやりと見ていました。けどラップがない、聖のいないKAT-TUNがどこか違う存在に見えてしまって受け入れきれないまま月日が流れたわけです。

そんなある日、メンバーの一人が言いました。



「僕、田口淳之介は来年KAT-TUNを脱退します」



…ちょっと待て。こいつは今何を言ったんだ!?
脱退します、だと!?また減ってしまうのか!?3人になるのか!?
それはもう理解ができなかったですよ。もう二人も抜けていったのに、次は自分から抜けます宣言する人が現れるなんて思ってもなかったですから。
しかも田口。優しい、仲間思いでムードメーカーの彼が自ら脱退宣言したのが衝撃過ぎて、私はまたしても彼らに頭を殴られたような気がしました。

そして、同時に思ったんです。

「…ちょっと待って。私、4人のKAT-TUNほとんど知らないまま彼らはまた変わってしまうのか」
と。

そこからまた少し興味が出てきました。
好きとか応援とかじゃない。ただ純粋に気になる存在。彼らはこの先どんなグループになるのだろう?という、私の好奇心をくすぐってきたのです。


そして彼らは誰も想像していなかった決断を下してくれました。


              • 僕達KAT-TUNは、充電期間に入ります

……………………………充電!?!?

なんだそれ、聞いたことねえよ!
…と思いました。きっと皆さんも同じ事を思ったんだろうか…。
しかも10周年のタイミングですから、衝撃しかありません。
興味で気になっていたグループですから、こんな発表をされたら凄く気になるじゃないですか!
そこからまたKAT-TUN熱が再発し始めました。

家に残っているシングル、アルバム、DVD、雑誌、録画していた番組…ありとあらゆるものを見返しました。

そして思ったことはやっぱりKAT-TUNはカッコいい。そして美しい。

やっぱり彼らはいつ見ても魅力的な存在でした。

あまりにもグループとしての彼らが気になるから、4人のも見てみようかな、と思いタメ旅を見たわけです。


え、ちょっと待って。
こいつら最高かよ。


これが感想でした。大阪なので放送してなかったですから、なかなか見る機会がなくて避けていましたが、その時初めて後悔しました。

どうして聖が抜けた、それだけでKAT-TUNから離れてしまったんだろう。違うじゃないか。
私はKAT-TUNというブランドが、
存在が、
KAT-TUNだから好きだったんじゃないか!
…と。


…そして気づいたのです。

これはライブ行かないとダメじゃねえか!!!!!

と。


人生初のライブがKAT-TUN…数年前から願っていたことです。
しかも充電期間はいつ終わるか分からない。次のライブがいつになるか分からない。
ここで行かなきゃまた後悔する、そう思いたった私は何とかチケットを譲ってもらいライブに行くことにしました。


そして----------10Ks。


十周年と感謝の気持ち。その二つがたった4つの文字で表されている…あぁ、KAT-TUNらしい、やっぱり彼らの根底は変わってないんだ!このセンスとか言葉選びがたまらない!好きっ!なーんてことを思いながら…。
KAT-TUNであるという安心感と3人体制への期待と不安を胸に京セラドームへ向かいました。


そして到着して、グッズを買って…。そして昼を過ぎてきた辺りでリハーサルの音漏れがしてたんですね。お恥ずかしい話、リハーサルが聞こえてきただけで身体が震えたんですよ。
「この中にずっと画面越しでしか見たことがない彼らがいる」「本番のために今も中で頑張ってくれている」
色々考えすぎてしまってリハーサルで泣きそうになってたんです。ここで泣いちゃダメだ、KAT-TUNは頑張ってるんだ、それを見届けるんだ、今泣いてどうすんだよ…と自分に言い聞かせながら本番を待っていました。
…初めてのライブなのに一人だったので余計に色々考え込んでしまって。誰かといたらここまで色々思うことは無かったのかもしれない。誰かと共有したい気持ちがあったんですけど、これはこれでよかったのかなあ、とも思いました。



そしてその瞬間がやってきました。



「出航だああぁぁぁ!!!」


一曲目、まさかのGOLD…震えながら泣きそうになりながら必死にペンライトを振り、叫んでました。

ライブの内容まで書いてたら終わりそうにないので、そこはあまり掘り下げないでおきます。

ただ、もう、全てがかっこよかったんですよ。ときどき可愛いんですよ。もうね、本当に素晴らしくて最高で。
亀梨くんも上田くんも中丸くんも…バラバラの魅力、らしさ…そしてそれが絶妙なバランスを保っていて相乗効果でグループとしての完成度が高すぎる。
特効がカッコよすぎて…もう叫んでるんだか泣いてるんだか嬉しいんだかよく分からなかったですよ。ただただ興奮してました。

あの瞬間の京セラドームは、日本のどこよりも固い絆で結ばれてて、愛情に満ちた、誰もが幸せになれる空間だったんじゃないかなって思うんです。そんなKAT-TUNという船に乗り込めてよかったなあって心の底から思えたんです。

彼らを表現するための言葉はこの世に足りてないと思うんですよ。言い表しきれない。私の語彙力も無いから余計だけど、けど一つ言えることは

KAT-TUNのライブに行ってよかった!!!!
ライブで抱かれてよかった!!!!!!

ってことです。
KAT-TUNに処女を捧げた感じですよ、これはw

ライブ行ったら、そのあとからは綺麗に中丸ファンに早変わりしました。今は4人の頃のものをひたすら買い漁る毎日ですよ。自分が一番ビックリしてますから。

一度離れてしまったKAT-TUNという船。
けど、やっぱり戻ってきた。…呼び戻された感じかな。彼らに引き寄せられてしまったんですよ。KAT-TUNとhyphenって切っても切れないし、お互いがお互いを支えてるじゃないですか。私の場合は磁石みたいに吸い寄せられてしまったんです。いつまでよそ見してんだよ、こっちだろ、って感じかな?
そしてふとそっちを見てみたら前よりも一人一人が大きく強くなってて。大人になってて、その魅力にもヤられてしまって。よそ見できなくなっちゃったんです。

形を変えながらも、荒波にのまれながらも。
彼らの船は壊れることなく、小さくなったでもなく、その時代に合わせて変化させてきたのだと…進化し続けてきたのだと。

そんな船がやっと休むことができるんです。
これは待てます。
だって待った方が船は強化されてるはずですから。
…船を壊す訳じゃないですからね。
4人の頃の彼らについても振り返る時間があるわけですし。こんなに前向きになれるんですから。大丈夫でしょ、ってね!


何人になってもKAT-TUNKAT-TUN
私が初めて好きになったアイドル。
唯一ライブに行ったアイドル。

何度も惚れさせてくれる、そんな人達。


彼らの船にのって大海原を旅できる…
こんなに幸せなことってないんじゃない?


だからhyphenも充電して強くならなきゃ。
次乗った船が凄すぎて振り落とされないようにw
ちゃんと胸を張って乗務員って言えるように、ね